「来期から〇〇(海外)に行って欲しい」
私も29歳の時、予想していなかった海外辞令(アメリカ)がおりました。
とは言っても英語は苦手。今回は海外駐在が決まったものの、英語が出来ない人が意識、準備するべき大事な事をお伝えします。
1.英語が出来なくても問題ない って考えましょう

まず、前提ですが企業によっては英語が出来る人を駐在にするケースもあります。しかし多くの企業はそういった条件はなく駐在が決まります。
私の場合も後者でした。
グローバル化は進んでいるものの、英語力を考慮する企業は少ないです。
まず言いたいこと。
英語は出来なくて当たり前
そう思いましょう。自分の意思と反して駐在になる訳ですし大半の駐在者は英語が出来ません。それが普通なのです。それで全く問題なく生活していけます。
「スマホ」「タブレット」皆さんどちらかは持っていますよね?
まだガラケーだよって人でも最悪大丈夫です。
困った場合はググりましょう。もしくはGoogle翻訳に日本語を打てば英語にしてくれます。そんなんで充分です。
インターネットが急速に発達した現在は調べれば何とかなる時代です。
英語ができない事を心配する必要はありません。
また、アメリカには約50万人の日本人が暮らしていると言われいてます。(2019年現在)
英語が出来る知り合いもすぐ見つかるでしょうし、コミュニティもネットで見つけれ流でしょう。
2.大事なのはコミュニケーションの積極性
これはその人の性格によって苦労レベルが変わります。

英語ができる、出来ない関係なくコミュニケーション能力を意識しましょう。
これは業務する上では特に、通常の生活を送る上でも重要になってきます。
簡単に言うとコミュニケーション力が高ければ苦労しない。
逆にコミュニケーション力が低いと苦労します。
皆さんは「出川のはじめてのおつかい」(某TV番組企画)をご存知でしょうか?
知らない人。英語を勉強するよりもそれを見ましょう。
よっぽど為になります。
あれが目標です。笑
英語ができる人は自信がある分、コミュニケーションを取りやすいという点では有利かとは思います。
が、英語ができなくてもジェスチャー、単語を並べて話してみる 等を心掛ける事が大切です。
相手に自分を知ってもらう事で仲間として認められます。
また自分の事を、言葉を、何を伝えようとしているのかを、相手が意識して聞こうとしてくれる様になってきます。
コミュニケーション能力、積極性は人それぞれなので個人差が出ますが、非常に重要な事ですので意識するようにして下さい。
3.日本の常識は捨てよう。日本の普通は通用しない
コミュニケーション、仕事の進め方、発言の仕方、物事の優先順位 等、様々なところで日本との違いがあります。
意識するべきは、
日本が普通だと思わない。むしろ異常である。
という事です。
分かりやすい例を挙げます。これは遥か昔の人々の生活方法から未だに影響している良い例です。
昔の日本人:1年がかりで畑を耕し、種を植え、収穫までを監視し、作物を取る。
↓影響↓
計画に重みを置き、その計画通りに進め、長いスパンで成果を出していく
昔のアメリカ人:槍を持って、その日の食料を仕留めて食す。
↓影響↓
過程よりも結果にこだわる。計画よりも実践して即成果をだす
日本で生まれ育ち、いつの間にかそれが当たり前と思う事が、アメリカでは通用しないという事を意識しておきましょう。
その為には英語よりもアメリカの文化を勉強する事は優先事項になってくるかと思います。
最後に
英語が出来ない状態で駐在を経験し4年。
今回は『意識・理解』において改めて重要に感じた事をお伝えしました。
皆様の参考になれば幸いです。
それでは。