【海外駐在】候補になりたい人必見。抜擢される為の7つのテクニック

海外駐在。あなたはどう考えてますか?
昨今では企業のグローバル化が加速し、決して珍しい事では無くなりました。
大きく言えば「行きたい人」「行きたくない人」に分かれると思いますが、今回は前者の「海外駐在に行きたい人」に向けた記事となります。

来期から海外で頑張ってもらいたい。よろしく頼むよ。

私自身、海外駐在(アメリカ)を経験しています。自身の実体験も含め、相対的にどんな人が海外駐在に抜擢されやすいかを紹介していきます。
興味のあるサラリーマンは是非意識して行動を取ってみて下さい。海外駐在の可能性が上がるかもしれませんよ?

海外駐在に抜擢されやすい人とは

前提として会社によって考え方、方向性は違います。当たり前です。
しかしながら
「海外に行かせる=会社が多額の投資をする」
という事は共通です。
言い換ええれば会社に利が無いと判断された場合は選ばれにくいという事です。自分が経営者だと思って考えてみる事が重要になってきます。
自分に得が無いと思う人、知らない人に投資しようと思いませんよね?
どういう人を海外に行かせるか。これに選ばれる為のノウハウを伝授したいと思います。


これは大きくいうと「陽」の考え方と「陰」の考え方ありますが、どちらも把握し行動していく事で海外駐在の可能性を底上げできる事と考えます。

陽(正攻法):マスト項目

先ほど「陽」と示しましたが、
「陽」=「正攻法」
という考え方です。以下の項目はマストと言っても過言では無い程、海外駐在の人選に於いて影響する項目になってきます。

仕事で目立つ事

  • 目立つ機会を模索し参画
  • 思った事を大きな声で発する
  • どんな立場でも機会はある

仕事を一生懸命やりなさい、という事ではありません。
大事なのは良くも悪くも「目立つ事」です。
現在のあなたが受け持っている業務やポジションに依ってハードルは変わってきますが、いかなる方法であれ会社の中で目立つ存在になる事が大事です。
間接的な業務であれば機会は多いと思いますが、直接的な業務(ライン作業者等)であれば工夫が必要になってきます。
例えばライン作業を一生懸命、汗水垂らして問題を起こさず務め上げたとしてもそれでは目立つ事はできず、土俵に立てません。
その場合は自分から「目立つ機会」を模索していって行動を取って下さい。(上司との2Wayや、月度、週間会議等)
目立つ為には自分の意見を大きな声で堂々と発する事が大事です。それが間違いであろうが思った事を堂々と発する姿勢が目立つ事に繋がってきます。間違いであればそれは勉強、後々に自分のプラスに転じます。時にはぶつかり合う事も良いでしょう。
特に日本人にはこれが苦手な人が多いです。逆に言うとこの様な当たり前の事をしていくだけで目立つ存在になれるという事になります。
資料が作れなくても報告だけ立候補すれば良い、会社のイベント企画やリクリエーション等に参加しても良い、会社で目立っていけるチャンスはどんな企業であっても必ずありますので模索しながら行動を取る事が大切です。

ホウレンソウ(報告・連絡・相談)が出来る事

これが出来ない人は仕事ができないと言っていいと思います。

報告
部下が上司の指示に取り組みつつ、途中経過を報告すること[6]
連絡
自分の意見や憶測を含めない関係者への状況報告[6]
相談
自分だけで業務上の判断が困難なとき、上司に意見をきくこと[6]

Wikipediaから抜粋

報告

Wikiには上司への指示に対する経過報告と記されていますが、上司だけに固執する必要はありません。自分自身の取組みや物事に対する自分の意思、方向性を上司部下関係なく発信する事を心掛ける事が大切です。

連絡

すでに決まっている内容を関係者へ周知するという事です。自分の意思を混同させない様に事実を周知する事、と考えれば報告との違いがイメージしやすいかと思います。
特に会社ではイレギュラーな状況が起きることであったり、緊急な情報が入ってきたり様々なシチュエーションがある中で、自分のポジションに応じて適材適所に状況を知らせる事が大切です。

相談

自分だけで業務上に困った場合は、上司だけではなく有益な情報を貰えると想定される関係者全体を捉えて意見を聞く事が大切です。部下から意外にいいアドバイスを貰えたりするものです。
思い込みで進まない様にする為の確認としても相談は必要な事です。

カクレンボウ(確認・連絡・報告)

最近では「ホウレンソウ」は古い。と言われる様になってきました。
「ホウレンソウ」より「カクレンボウ」だと。
正直、大差ありません。
「確認」が入る事でどうでもいい報告が減ると言う感じですが、相談と似たところもあるので知識として入れておきましょう。新しいモノ好きな方はこちらを推していくって感じでいいのではと思います。
ただし「報告」をする上で最低限の「確認」をする事は重要ですのでそこは理解しておいた方が良いでしょう。

海外赴任したい意思を発信

そのままです。
海外で仕事をしたいと意思を上層部に理解してもらいましょう。
前パートで説明した「仕事で目立つ事」ができてくると、この意思を届ける機会も自動的に発生します。
「あいつは海外を希望しているんだよな」
と上層部に知ってもらい、とある機会があれば常に海外に行きたい旨を発信し続けて下さい。

陽(正攻法)まとめ

  • 仕事で目立つ事
  • 積極的なホウレンソウ(カクレンボウ)
  • 海外赴任の意思発信

海外駐在に抜擢されたい、海外に行って仕事をしたい人はこの3つを日常で意識していってください。一般的な事ですが日本ではこれが出来ない人が多く、与えられた業務環境に麻痺してしまっている人が多いです。その反面これを実行できれば海外に行ける確率は必ず上がります。

陰(裏テク):出来れば良い項目

今まで紹介した観点とは別のテクニックを紹介します。
「陰」=「裏テク」
という考え方です。表で堂々と行動する「陽」の項目に対し、裏で少しズル賢く行動するテクニックとなります。悪い言い方で言えば「媚びを売る」に近いです。

人に依って向き/不向きがありますが、これが出来れば更に海外駐在に近づくことが可能ですし、企業によってはこれだけで海外駐在が決まる事もあります。
参考にして頂き、実践できる環境であれば実践していくと良いと思います。
あくまで無理にやる必要はありません、少しずる賢いやり方なので。

所属部門の役員へ挨拶

挨拶が出来ない人は少ないですよね。ここで言うのは、所属している部門の役員に好印象を植え付ける挨拶をする事。たまにしか会う機会が無い人がほとんどかと思いますが、その機会は積極的に挨拶して絡んでいきましょう。まずは覚えてもらう為に、一言でもしゃべれる機会を狙ってみると良いです。覚えてもらったら回数を増すにつれてコミュニケーションも取れる様になってこれば占めたものです。
そういうアプローチが難しい場合、メールやSNSを使った挨拶も考えてください。例えば年末年始、期初といった節目のタイミングで直接メールを出してやれば良いのです。
基本的に海外赴任の人選は、所属している部門の役員や人事部の役員に決定権がありますので上記のコミュニケーションが活きてくる可能性があるのです。

役員とプライベートの付き合いを作る

経営層(役員)達との付き合いを作る。自発力が必要になってきますが業務での繋がりだけでなく、人間的に役員と繋がりを持とう。と言う考えです。
役員も人それぞれで好き嫌いが違います。飲みに行くのが好き、女遊びが好き、ゴルフが好き、野球が好き、ギャンブルが好き、ゲーム好き(特にポケモンGoが多い)と色々と趣味としている事があるはずです。
そこに付け入る隙を模索して入り込む事で人間的な付き合いを作る事が出来てきます。

絡み方を器用に判断

世間には色んな人がいます。その人の本質を見抜いて付き合い方を工夫していく必要があります。
例えば
「この人は上下関係を重要視しているから敬語で持ち上げて付き合うべき」
「この人は少しいじられながらフレンドリーに接した方がいいな」
「この人はマニアックだから技術的な議論をしていった方がいいな」

といった判断をして適材適所の付き合いをしていく事が大事です。知恵を付けて要領良く付き合おうって事です。

陰(裏テク)まとめ

  • 自所属部門の役員への特別挨拶
  • 役員とプライベートの関係造り
  • 器用な上司との絡み

企業に入っている以上は上下関係が発生している中で、この様な業務以外での印象付けも人事に大きく影響するのが実態です。
自分の意思と反する行動になるのかも知れませんが、実行できる人は是非試してみて下さい。

まとめ

海外駐在に抜擢されたい人はこの記事に基づいた行動をとっていくと必ず確率が上がります。
私自身も全て意図的に行動していた訳ではありませんが、振り返るとこの記事で紹介した内容を自然に実行していた事に気づきました。

少しでもお役に立てれば幸いです。

それでは。

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